本の要約(一言アウトプット)
結果を出したいのであれば「選択が全て」と言っても過言ではなく、自分が求める成果に対してコア(最も重要度が高いもの)要素を見定め「何を」「どこで」「誰と」「いつ」など、正しい選択をする力を身に付けることの重要性について書かれています。
質問1 センターピンを見極めるとはどういうことですか
自分のビジネス、業種、職種において、最も重要度が高いことは何か、結果に対しての影響度が一番大きい要素が何か、を正しく把握すること。
例えば、飲食業の場合だと「味」の要素に相当。
質問2 どうすれば正しいものを選ぶ力を身につけることができますか
「100%成功する選択肢はそもそもない」と理解した上で、次のことを意識して行動する。
正しさよりも速さを重要視する(ピンときたらGOの法則)
- 正しいかどうかすぐにわからなくても、ひとまず選択する。間違いに気づいたら、その時点ですぐにやり直せば良い。すぐに選択する上でのコツは、選択肢を過剰に増やさないこと、「選べなかった」という事実を最大限減らすこと。選べなかったことによる自信喪失は生きていく上でのエネルギーの重大な損失になる。
損得だけで選択しない
損得で考えず、たとえ失敗して損をしたとしても、そこから得られるものは必ずあるはずなので、思考回路を「失う」から「得られる」に切り替えることが重要
自分の適性に合っているかどうか考える
適性に合っていないと成功する確率が下がる。
成功する確率が高い(すでにその分野で成功していて成果をあげる資質を持っている)一流の人たちとの繋がりを持つこと
一流の人たちと関わることで、自分の中での選択するセンスを磨くことができる
質問3 人生において勝つとはどういうことですか
この質問そのものに直接的に該当するものは見つけられませんでしたが、「勝つ」と「豊かに生きる」と置き換えて考えると、次の様に書かれています。
「成功」とは、実現した瞬間に過去形となってしまう。だから、大切なことは「成功を未来におくこと」であり、常に成功に向かい続けるということ。
成功が未来にあるからこそ、人生の幸せや充実感につながる。今に感謝しながら、成功を未来にセットして走り続けることが人生を豊かにする最大最良の秘訣。
本から得た気付き
人生を豊かにする上で大切な考え方として、成功を未来におく、ということから「常に希望を持って生きることができる」ということと理解しました。
ずいぶん前に、とある詩を読んだのですが、その時のフレーズを思い出しました。
なんとかなる、なんとかできると信じて行こう
たとえ、巡りあわせによって志半ばでその生が尽きることがあったとしても
その一生の中には、希望しかない
希望があるということは、生きる上でとても大切なことだと思います。いかに希望を見出すか、その希望に近づいていくために、何を選択していくのか、を考えていかなければならないと思いました。
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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